汗そのものは無色透明で無臭ですが、汗と一緒に分泌された
皮脂の中の脂質成分が空気中の酸素によって酸化されて黄ばみ
(黄変)が発生します。
また、皮膚表面の細菌によって分解され悪臭を放つ物質に
変化して、時間がたつにつれて汗臭くなります。
汗に含まれている窒素化合物が
皮膚表面の細菌によって
アルカリ性のアンモニア化合物に
化学変化して衣類をもろくし
(特に動物繊維の絹、毛)、
染料を退色(脱色)させてしまいます。
まだ水分が多く含んだ状態ではあまり問題になりませんが、
水分が蒸発すると汗に含まれる酸、アルカリ、塩の影響が
大きく出るので早めのお洗濯をお勧めします。
ちなみに汗の汚れはドライクリーニングではキレイに落ちきれません
水洗いか(ドライ+水洗い)Wクリーニングをお勧めいたします。